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【株主重視】ファナック豹変 [経済ネタ]

ファナックの株価が急上昇中
時価総額が6兆円を超えた。

事の発端は、3月13日付の日本経済新聞のインタビューだ。
稲葉善治社長が「株主との対話重視」「株主還元の強化」の意向を
示したのだ。

株価は当日の取引中、前日比15%上昇。

24日には、SR部を設置すると正式発表。
情報開示には消極的だったファナックにとっては
方針の大きな転換となる。

先立つ2月には、米投資ファンド「サードポイント」による
ファナック株取得が明るみに出ていた。

無借金の上、1兆円近いキャッシュの活用策として自社株買い
を要求されたことで、市場の注目度が高まった。



自社株買いとは?その効果は?

自社株買いとは「自社の株式を市場から買い戻すこと」である。

なぜ、それを行うのか―
その目的は主に以下の3つである。

①株主への還元対策
  この場合、一般的に、自社株が割安であると考えれば「自社株買い」を行い、割高
 であると考えれば「配当金」による株主還元を行う企業が多い。(利益余剰金などを使
 い、自社株買いは行われる)

②ストックオプション(従業員持ち株制度)  
  ストックオプションに利用する株式を市場から取得するために自社株買いを行う。
 ストックオプションとは、自社の株を従業員で保有する制度で、自社株を一定価格
 で購入するうことができる制度だ。

③敵対的買収の防衛策
  自社株買いを行うことで、自社が保有する持ち株の比率を高め、敵対的買収を避
 けることができる。また、自社株買いは、株価が上がるため、敵対的買収にかかる
 資金が膨らむため敵対する側の買収を失敗しやすくする効果がある。




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